Freeチームメートに職場体験談紹介 ブレイズがキャリア形成研修/八戸

選手のキャリア支援のために開かれた研修会
選手のキャリア支援のために開かれた研修会

アイスホッケーアジアリーグの東北フリーブレイズはこのほど、所属選手のセカンドキャリア支援を目的とした「キャリアデザインプロジェクト研修会」を、フラット八戸で開いた。参加した選手は、昨シーズンにインターンシップを行ったチームメートの話に耳を傾け、今後のキャリア形成の参考にした。

 現役引退後に社会に出る際の不安を減らそうと、昨年からプロジェクトを始めた。

 選手20人が参加。畑享和、田中健太郎、山田淳哉、田中遼の4選手が体験談を発表した。八戸市のカネク醸造などを訪れた田中遼選手は、スライドを用いながら、参加理由やビールの品質確認といった仕事内容を紹介。「自分の経験や考え方が次の人生でも生かせると感じた。若いうちに職場体験するのはいいこと」などと呼びかけた。

 参加した京谷充洋選手は「大学生の頃から(選手生活後の)キャリアに不安があったが、少し前向きな気持ちになれた。インターンシップには興味が湧いた」と話した。

 
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