Freeプラごみ活用 海の生物色鮮やかに 園児がアート展/八戸

かもめ幼稚園の園児が作ったプラスチックアートが並ぶレストラン樹林
かもめ幼稚園の園児が作ったプラスチックアートが並ぶレストラン樹林

八戸市のかもめ幼稚園(小澤直子園長)の年長園児19人が制作したプラスチックアートが、さくら野百貨店八戸店6階のレストラン樹林で展示されている。園児がペットボトルのラベルや菓子袋を活用して作った、色鮮やかな魚や海の生物の絵が来場者を楽しませている。8日まで。

 プラスチックごみが問題となる中、園児の持続可能な開発目標(SDGs)への理解を深めようと実施。樹林を運営する八戸プラザホテルは10月に「青森県SDGs取組宣言登録制度」の登録を受けており、同園の活動に協力した。

 園児は市水産科学館マリエントでの学習会や図鑑の写真などでお気に入りの生き物を決め、家庭から集めたプラスチックのラベルやペットボトルのキャップを画用紙に貼り付けた。伊勢エビやジンベイザメ、真アナゴなど多彩な生物が描かれている。

 小澤園長は「園児には活動を通して環境や古里に愛着を持ち、海の街・八戸を誇りに思ってほしい。作品からも気付かされることがあると思う」と話した。

 
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