Free【歳末23】年越しそば作り大詰め/八戸・南郷

地元産素材を使用した年越しそば作りに励む従業員=30日、八戸市の道の駅なんごう
地元産素材を使用した年越しそば作りに励む従業員=30日、八戸市の道の駅なんごう

2023年も31日で終わり。青森県南地方のそば取扱店では、厄を断ち切るといった意味を持つ年越しそばの準備が大詰めを迎えている。八戸市の道の駅なんごうと南郷そば振興センターでは30日、通常時の倍となる従業員11人が地元産そば粉の香りに包まれ、そば打ちに励んだ。商品は道の駅のほか、地域のスーパーや百貨店にも並ぶ。

 使用するのは、石臼でひいた「階上早生(わせ)」。猛暑の影響か例年よりそばが切れやすく、水の含ませ方に注意しているという。ゆで上げ時は強くかき混ぜず、箸をゆっくりと動かすよう呼びかけている。

 同施設を管理するなんごうプラザの林隆徳さんは「品質を心配したが、いつものおいしさが出せた」とほっとした表情を浮かべた。

 道の駅なんごうでは31日、十割そばと二八そば各100パックを販売する予定。営業時間は午前8時半から正午まで。

 
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