Free「もぐらんぴあ」にもおいで 道の駅いわて北三陸に“トンネル水槽”

道の駅いわて北三陸内に登場した、もぐらんぴあのトンネル水槽をイメージしたクラゲなどの装飾
道の駅いわて北三陸内に登場した、もぐらんぴあのトンネル水槽をイメージしたクラゲなどの装飾

久慈市の道の駅いわて北三陸(大向昌彦駅長)内に、近くの久慈地下水族科学館もぐらんぴあ(宇部修館長)をイメージした“トンネル水槽”がお目見えした。岩手県立大総合政策学部の三好純矢准教授のゼミ学生が施設内の通路を装飾した。ゼミリーダーの阿部愛生さん(4年)は「もぐらんぴあの知名度向上、誘客につながってほしい」と話している。

 三好ゼミともぐらんぴあは2022年4月から、水族館のさらなる魅力と知名度の向上に向けた地域協働研究に取り組んでいる。この中で、水族館への誘客には地域の玄関口として情報センター機能を有している道の駅との連携が不可欠―と判断。ゼミ生の視点によるトンネル水槽の“再現”を発案した。

 再現されたのは、道の駅内の物販コーナーと飲食コーナーを結ぶ長さ約7メートルのトンネル通路。アーチ状に取り付けられた上部の透明なアクリル板に水族館の名物であるかめ吉、クラゲ、南部もぐりのポスター画像を、通り抜ける際に見えるように貼り付けた。トンネル内にはそれぞれの説明パネルのほか、クマノミやサケ、カブトガニなどの人形をつり下げている。

 装飾作業は24日に終了。作業に携わったゼミ生の海野隼斗さん(4年)は「道の駅利用者が、装飾したトンネルを通って『水族館にも行ってみたい』と思ってもらえればうれしい」とアピールしていた。

 
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