Free「力付ける」4年ぶり海外へ 派遣の中高生意欲/軽米、一戸

4年ぶりの海外派遣に向けて意欲をみなぎらせる中高生たち
4年ぶりの海外派遣に向けて意欲をみなぎらせる中高生たち

軽米町と一戸町の中高生国際交流派遣事業で、両町の中高生13人が来年1月4~10日の日程で、米国オレゴン州ポートランド市を訪れる。22日に一戸地区センターで結団式が開かれ、派遣生たちが異国の地での研修に意欲を高めた。

 事業はコロナ禍の影響で、2020年度が中止、21~22年度は国内施設で代替的に英語研修を行った。

 4年ぶりの海外派遣となる今回は軽米中、一戸中、奥中山中と、軽米高、一戸高の生徒たちが参加する。8月以降、英会話の勉強や、現地で披露する歌などの練習に励んできた。

 米国滞在中は現地の学校での授業参加や、ホームステイ先の家族との交流を通じ、外国の文化や生活習慣の違い、語学などを学ぶ。

 結団式で、一戸町の中嶋敦教育長は「海外派遣を通じて成長し、達成感に満ちた笑顔で帰国してほしい」とあいさつ。軽米町の小林昌治教育長は「仲間と協力し、実りある研修にするよう願う」と激励した。

 派遣生を代表し、軽米高2年の鈴木日菜さんが「多様な価値観を学び、グローバル化が進む現代に必要な能力を身に付けたい」と決意を示した。

 
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