デーリー東北読者クラブ「デリオンくらぶ」は２４日、八戸市のデーリー東北ホールで生け花講習会を開いた。いけばな小原流八戸支部の荒瀬豊波支部長を講師に招き、参加者２２人がクリスマスと正月の両方に合う花の生け方を学んだ。

　日常生活をより豊かにするデーリー東北新聞社の企画「エンジョイライフ」の一つ。「クリスマス花からお正月花へ」と題して実施した。

　受講者は最初にオンシジュームやキク、ハボタン、ナンテンなどを使ってクリスマス風の作品作りに挑戦。荒瀬支部長から教わりながら、クリスマスの小物を付けて完成させていた。この後は水引などのアレンジを加えて、正月バージョンも仕上げた。

　参加した市内の女性（７２）は「毎年楽しみで参加している。クリスマスからお正月まで楽しめるのはうれしい」と笑顔を見せた。荒瀬支部長は「（観賞期間の短い）キクなどを変えれば長く楽しめる。花を飾って良い年にしてほしい」と話していた。