千葉県南房総市で来年１月６～８日に開かれる、「第７回ＣＢＳ少年軟式野球『６年生選抜大会』全国大会」（実行委員会主催）に、おいらせ町の選抜チームが出場する。チームは青森県大会、東北大会で好成績を残し、全国への切符を獲得。強豪が集う大舞台での優勝を目標に猛練習に励んでいる。

　おいらせ選抜は県大会を２位通過。１１月と１２月に、岩手県一関市と宮城県東松島市で行われた東北大会に出場した。グループ予選を全勝で勝ち上がり、続く決勝では郡山ベースボールクラブ（福島）に惜敗したものの、敗者復活戦でいわきオーシャンズ（同）に勝利し、全国大会への出場権を手にした。

　チームは県大会、東北大会の計７試合でわずか７失点と守備力が高い。主将を務める相坂勇哉君（１２）＝町立甲洋小＝は「いつボールが飛んで来ても対応できるように、全員が守備を意識してプレーしている」と強調する。

　１９日、メンバーと小向良代表ら１２人が町役場に成田隆町長を訪ね、全国大会出場の喜びを語った。成田町長は「結果はどうであれ、日頃の練習の成果が発揮されればいい。笑顔で伸び伸びとプレーして」と激励した。

　エースの川口蓮士君（１２）＝百石小＝は「速い球を生かして、三振をたくさん取りたい。失点を少なくして優勝する」と意気込んでいた。