Free八戸東高生、身体表現に磨き 劇作家中屋敷さんら指導

中屋敷法仁さん(右奥)ら柿喰う客のメンバーと演技に挑戦する生徒
中屋敷法仁さん(右奥)ら柿喰う客のメンバーと演技に挑戦する生徒

青森県立八戸東高(清川和幸校長)は12、13の両日、十和田市出身の劇作家中屋敷法仁さんを講師に迎え、同校でワークショップを開催した。表現科1、2年生57人が、身体表現の技術を磨いた。

 中屋敷さんによるワークショップは毎年行っており、今回は中屋敷さんが代表を務める「柿喰(く)う客」の俳優淺場万矢さん、七味まゆ味さん、永田紗茅さんも指導に参加した。

 ワークショップでは、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」「夏の夜の夢」の一場面の芝居に挑戦した。4~6人のグループに分かれ、場面の情景や登場人物の動きを自分たちで考えて実演。生徒は中屋敷さんら俳優の演技を間近に観察し、熱心にアドバイスに耳を傾けていた。

 2年の藤田安美さん(17)は「昨年よりは成長したと思う。自分が持つ技術を生かしながら、1年生ともアイデアを出し合ったことで、また学びにつながった」と話した。

 
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