Freeもぐもぐ「ガリステ」10万食 田子のご当地グルメ、大台突破

10万食目の田子ガーリックステーキごはんを味わう釜渕清嗣さん(右)。中央は佐藤剛大会長=11日、田子町の勇鮨
10万食目の田子ガーリックステーキごはんを味わう釜渕清嗣さん(右)。中央は佐藤剛大会長=11日、田子町の勇鮨

田子町の新・ご当地グルメ「田子ガーリックステーキごはん」が11日、販売開始から7年9カ月で10万食を突破した。牛肉やニンニクなどの特産品をふんだんに使ったメニューが評判を呼び、これまでの経済効果の試算は累計で5億7678万円。関係者は「次は10年の節目を目指し、さらにおいしい料理を提供したい」と意欲を燃やす。

 ガリステごはんは田子ニンニク料理推進協議会(佐藤剛大会長)が開発し、2016年3月29日に販売を開始。ガーリックステーキ寿司や、毎年リニューアルする9種類の創作前菜などの「ニンニクのフルコース料理」が味わえる。

 11日はガリステご飯を提供する3店舗のうち、勇鮨(ゆうずし)でセレモニーを実施。10万人目となった同町の会社経営釜渕清嗣さん(55)に、山本晴美町長と佐藤会長が感謝状と記念品を手渡した。

 県外からの来訪客があった際、一緒にガリステごはんを食べるという釜渕さんは「牛肉やニンニクのおいしさに感動してもらえる。これも町内の生産者や関係者の努力のおかげだ」と語った。

 佐藤会長は「これまでに食べに来てくれた人、協力してくれた人に感謝したい。コロナ禍で提供数が減った時期もあったが、これからも料理で町産食材のおいしさを伝えていけたら」と力を込めた。

 同協議会では節目を記念し、来年1月21日まで「ありがとうキャンペーン」を実施。期間中に注文した人に抽選で田子牛やブランド鶏肉「あべどり」、創遊村229スキーランドリフト券が当たる。また、町民は同31日まで「町輝き商品券」(500円)2枚で1食を注文できる。

 
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