Free常設作品の鑑賞や懇談 ボランティア同士が交流 十和田市現美と八戸市美

十和田市現代美術館で交流するボランティア
十和田市現代美術館で交流するボランティア

十和田市現代美術館で11月26日、同館と八戸市美術館のボランティアが交流した。常設作品の一つを共に鑑賞し、お互いのガイド活動について情報交換をしながら親睦を深めた。

 両美術館のボランティア交流会は初めて。それぞれの活動を振り返り、刺激を与え合いながら今後の活動について考えるのが目的。十和田市現代美術館の「げんびサポーター」と八戸市美術館の「アートファーマー」に、両美術館の職員を含めた計16人が参加した。

 十和田側は常設作品の一つ、レアンドロ・エルリッヒさんによる「建物―ブエノスアイレス」を案内。複数人で対話をしながら作品を鑑賞した。カフェスペースでの懇談では、ボランティアを始めたきっかけやガイド活動への思いを語り合った。

 十和田市現代美術館のエデュケーター青山真樹さんは、「ボランティアは利用者と美術館をつなぐ架け橋。お互いの気付きや疑問を共有するきっかけになれば」と語った。

 年度内にげんびサポーターが八戸市美術館を訪問し、交流会を行う予定。

 
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