八戸市の洋画家、小川芳勇樹さんが主宰する「アトリエオガワ絵画教室」の受講生や卒業生による「樹の会小品展」が１日、同市の「はっち」で始まった。会員６２人の多彩な作品約１６０点を展示。会場には多くの市民らが訪れ、思い思いに鑑賞を楽しんでいる。３日まで。

　小品展の開催は５年ぶり。今回は実験的な試みとして展示作品の一部を販売しているほか、同市の森川額装店がオリジナルフレームなどを販売するブースを設けた。

　小川さんは「いろいろな作品が集まっていて、気軽に購入してもらえるものもある。クリスマスを控えるこの時期ならではの楽しみを、訪れる人と分かち合える機会になればうれしい」と笑顔を見せた。

　入場無料。時間は午前１０時～午後７時（最終日は同４時）。