Free新聞の読み方、ポイントは? SGグループ若手職員が講座受講/八戸

オリジナルの新聞作りに取り組む参加者
オリジナルの新聞作りに取り組む参加者

八戸市の東北医療福祉事業協同組合(SGグループ、田中信幸代表)は28日、同市のユートリーで、全国の地方新聞を活用した講座を開いた。青森、岩手、宮城、福島各県の病院や介護施設などに勤務する若手職員73人が、読み方のポイントを学んだり、新聞を活用して交流を深めたりした。

 入職2年目の職員を対象にした「2年目カフェ」として実施。講座は「NIB=ビジネスに新聞を」の一環で、デーリー東北新聞社の「ビジネスプラス」を活用した。

 本社の熊谷勝之読者センター長は新聞の特徴について、▽いろんなジャンルのニュースが配分されている▽大事な順番が一目で分かる▽興味外のニュースに気付ける―の三つを挙げ、斜め読みのこつを紹介。「地方新聞は地元のネタの宝庫。利用者との会話も広がる」などと説明した。

 参加者は新聞を使った遊び「まわしよみ新聞」を体験。本社の青山友子出版部長の説明を受けながら、地方新聞計14紙から気になった記事を切り抜き、グループごとにオリジナルの新聞を作った。

 メディカルコート八戸西病院に勤務する看護師、渡辺彩乃さん(23)は「新聞を読んでいる患者さんが多いので、今日学んだことを生かしたい」と話した。

 
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