Free朝のニュースダイジェスト(11月29日)

【共創会議が初会合】
 資源エネルギー庁は28日、青森県の原子力立地地域の将来像を議論する「共創会議」の初会合を青森市で開いた。国、立地自治体、事業者が参加し、宮下宗一郎知事は「地域が自立的に発展できる道筋を描きたい」と意義を強調した。

 【久慈市の雨水排水ポンプ場3カ所整備で水害対策強化】
 久慈市が市街地の浸水被害対策として、2020年度から久慈川と長内川沿いの計3カ所に整備を進めてきた雨水排水ポンプ場は、来春にかけて完成時期を迎える。市が整備を計画する計15カ所のうち8カ所が完成することになり、水害対策の強化が図られる。

 【干し柿作りが最盛期】
 山村地域の冬の風物詩である干し柿作りが、南部町で盛んに行われている。同町鳥舌内の大向農園(大向光嘉園主)では28日、皮やへたをむいた色鮮やかな実が干し場につるされ、カーテンのように寒風に揺れていた。冷え込みが強まるにつれ甘みを増し、昔ながらの素朴なおやつに仕上がる。

 【ナンブコムギから基準値超え「かび毒」検出】
 全農岩手県本部が販売した2022年産の県産小麦「ナンブコムギ」から基準値を超える「かび毒」が検出され、原料に使った可能性のある県内の食品製造業者や製粉業者が、商品を自主回収していることが28日、分かった。同本部は調査を進め、該当する小麦の産地や数量、原因が生じた段階などの特定を急いでいる。

 【農作物被害防止へわな設置の研修会】
 青森県内でイノシシやニホンジカによる農作物被害が急増していることを受け、県は28日、南部町下名久井のほ場で箱、くくりわな設置に関する現地研修会を実施した。県内の鳥獣被害対策実施隊員や猟友会員ら約30人が捕獲や防除について学んだ。

 
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