Freeキャッチボールクラシック県初V、全国へ意気込み ヤング五戸

キャッチボールクラシック全国大会に向けて意気込むヤング五戸BBCのメンバー
キャッチボールクラシック全国大会に向けて意気込むヤング五戸BBCのメンバー

五戸町の小学生野球チーム・ヤング五戸BBCが、青森市で今月開かれた、第7回小学生・中学生キャッチボールクラシック2023青森県大会で初優勝を飾り、12月9日に大阪府東大阪市で開かれる全国大会に出場する。選手たちは「チーム一丸で優勝を目指したい」と意気込んでいる。

 キャッチボールクラシックは、キャッチボールの速さと正確さを競うもので、日本プロ野球選手会が考案した。1チーム9人が5人と4人に分かれ、7メートル離れて対面し、一つのボールを代わる代わる投げ合う。2分の制限時間内にキャッチボールができた回数を競う。

 県大会小学生の部には13チームが出場。ヤング五戸は1回戦、準決勝、決勝と、全てのラウンドで100回以上を記録し、頭一つ抜けた戦いぶりを見せた。

 チームのメンバーと新井山勝幸監督が20日、町役場を訪れ、若宮佳一町長に優勝を報告。県大会を振り返り、主将の三浦健汰君(町立五戸小6年)は「チームが一つになれた」、上山蓮君(新郷村立新郷小6年)は「絶対に勝つ気で頑張った」と勝因を語った。

 ヤング五戸の初代主将でもある若宮町長は、「みんなが毎日一生懸命練習している姿を見てきた。自信を持って、集中してプレーして」と激励した。

 全国大会出場は4年ぶり2回目で、前回出場した時は8位。現在、チームは大舞台に向けて日々練習に励んでいる。県大会の1回戦と決勝でマークした111回がベストだが、大会後の練習で少しずつ記録を伸ばしており、手応えを感じているという。

 新井山監督は「大阪に青森の風を吹かせるつもりで戦いたい」と大舞台での健闘を誓った。

 
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