岩手県は２２日、県内６３の定点医療機関から１３～１９日の１週間に報告された新型コロナウイルス感染者が１３２人（前週比３３人減）、１機関当たりの平均は２・１０人（０・５２人減）だったと発表した。感染者数が前週を下回ったのは１１週連続。県北地方では、久慈保健所管内が５人、１機関当たり１・６７人で前週から増減なし。二戸管内は５人（１人減）、１機関当たり１・６７人（０・３３人減）で、前週より減少した。

　保健所管内別でみると、県内全１０保健所のうち、一関管内は感染者数が前週より増加。久慈、宮古の２管内は増減がなかった。年代別では、１０歳未満と６０、７０代が微増した。

　新たなクラスター（感染者集団）は、久慈管内の高齢者施設１件など、県内で計４件発生した。