Freeジーコさん、青森のチームにエール 宮下知事と懇談も

ジーコさん(左から2人目)から、ユニホームとサイン色紙をもらい笑顔の宮下宗一郎知事(右から2人目)。右は中田浩二さん、左は本山雅志さん=21日、青森県庁
ジーコさん(左から2人目)から、ユニホームとサイン色紙をもらい笑顔の宮下宗一郎知事(右から2人目)。右は中田浩二さん、左は本山雅志さん=21日、青森県庁

かつてJリーグ鹿島アントラーズでプレーし、元日本代表監督も務めるなど、“サッカーの神様”として知られる、ジーコさん(70)が21日、トークイベントに出席するため来青した。イベント前に青森県庁を訪れ、宮下宗一郎知事と懇談。「鹿島も小さい街から始まった。青森のチームも日本一を目指してほしい」と、J3ヴァンラーレ八戸など県内のクラブにエールを送った。

 現在、ジーコさんは鹿島のクラブアドバイザーをしており、ブラジルと日本を行き来している。この日はジーコさんのほかに、八戸市出身で鹿島の副社長を務める鈴木秀樹さん、元鹿島選手の中田浩二さん、本山雅志さんも同席した。

 ジーコさんは「元選手の熊谷浩二(十和田市出身)や柴崎岳選手(野辺地町出身)を、鹿島に出してくれてありがとう」と感謝を伝え、「サッカー以外のことでも最後まで諦めない気持ちを持ってやり抜くことが大切」と訴えた。

 高校時代にサッカー部だった宮下知事は、サッカー界のレジェンドを前に感激した様子。「鹿島での活躍を今でも覚えている。私も県庁を監督する立場として、ジーコさんから多くのことを学びたい」と答えていた。

 ジーコさんらは同日夜、青森市内で県内のサッカー指導者向けのトークイベントに出席した。

 
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