Free地域と共に新たな未来へ 八戸小150周年で式典

創立150周年を祝い、校歌を斉唱する児童ら
創立150周年を祝い、校歌を斉唱する児童ら

八戸市立八戸小(小林淳校長)の創立150周年記念式典が17日、同校で開かれた。参加した児童や教職員、学校関係者ら約350人が、伝統と誇りを胸に新たな歴史を切り開いていくことを誓った。

 同校は1873(明治6)年に八戸小学として開校。87年に八戸尋常小学校と改称し、1947年に現在の校名となった。74年に校舎が火災で全焼し、現在地に移転したという。

 創立以来、地域に根差した教育活動を展開。特に150周年を迎えた今年は、「はちのへ七夕まつり」への七夕飾りの出品や、児童が八戸三社大祭に引き子として参加するなどした。今年3月末までの卒業生は計2万1903人。

 3~6年生181人が体育館での式典に出席。1、2年生は各家庭からオンラインで参加した。

 小林校長が「本校は地域に支えられ、地域に学び、地域と共にある学校として歩み続けていく。地域を学び、愛する活動を続けていきたい」と式辞。歴代校長やPTA会長らに感謝状が贈られた。児童は「よろこびのうた」を語り、さらなる飛躍を誓った。最後に全員で校歌を斉唱した。

 児童会長の6年和田彩聖さん(12)は「式典を全員で成功させることができた。150周年という歴史はすごいと思う」と話した。

 
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