Free神野選手がストレッチ伝授 八戸ちびっこマラソン代替イベント

大会中止に伴い、開催された神野大地選手の講座で元気にストレッチする子どもたち=八戸市東運動公園
大会中止に伴い、開催された神野大地選手の講座で元気にストレッチする子どもたち=八戸市東運動公園

ユニバースカップ2023第23回八戸ちびっこマラソン(エスプロモ主催、八戸市陸上競技協会、デーリー東北新聞社共催、ユニバース特別協賛)は4日、市東運動公園で開かれる予定だったが、雷の危険性があるため中止となった。これに伴い、ゲストランナーの神野大地選手による講座を代替開催。健脚自慢の児童がさらに速く走るためのコツを学んだ。

 コロナ禍での開催断念はあったが、悪天候による中止は今回が初めて。 神野選手は青学大3、4年時、「箱根駅伝」で標高差約800メートルの坂を駆け上がる最も過酷な5区を担当。それぞれ1位、2位の好成績を残し、「山の神」としてチームの初優勝と連覇に貢献した。

 講座では、神野選手が走る動きに必要なストレッチを紹介。子どもたちは元気に掛け声を出しながら、マラソンで重要な筋肉や関節ほぐした。

 毎年参加している白銀南小3年の神子沢明飛君(9)は「脚のほぐし方がためになった。今度からは走る前にきちんとウォーミングアップしたい」と話した。

 このほか、小学校6年間で開催された大会(中止分も含む)を全て完走した、楳内心菜さん(柏崎小)今靖志朗君(青潮小)山谷涼華さん(城南小)の3人に記念品を贈呈。5、6年を対象としたオープン参加の記録会も実施した。

 
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