Free朝のニュースダイジェスト(10月31日)

【東北ファームが「分割管理」を11月導入へ】
 三沢市の採卵養鶏業・東北ファーム(山本彌一社長)は30日、農場内の鶏舎を複数のブロックに分けて衛生管理する「分割管理」を11月1日から導入すると発表した。仮に高病原性鳥インフルエンザが発生しても鶏の殺処分を最小限に抑え、鶏卵の安定供給を維持するのが狙い。全国初の導入。

 【上司に無断で国の機関に文書提出、青森県職員を懲戒処分】
 青森県は30日、上司に無断で国の機関に文書を提出したとして、東青地域の出先機関に勤務する50代男性主幹を、減給(10分の1)1カ月の懲戒処分にしたと発表した。本紙取材によると、男性主幹は今別漁港の養殖サーモン業者による魚血投棄事件を巡り、昨年7月、青森地裁宛てに「港に血を流すのは通常行為で違法ではない」という趣旨の陳述書を提出していた。

 【船凍スルメイカの水揚げ本格化】
 八戸港で船凍スルメイカの水揚げが本格化している。30日は、日本海側で操業していた中型イカ釣り船3隻が計93トンを上場した。1ケース(8キロ)当たり最高値で1万4900円と、魚価が高騰した。

 【二戸カシオペアが東北大会で初優勝】
 二戸圏域の中学3年生が野球部を引退後に所属するKボールの野球チーム「二戸カシオペア」が、10月上旬に開かれた東北大会で初優勝した。11月3~5日に静岡県伊豆市で行われる「第21回全国中学生都道府県対抗野球大会」に、東北代表として初出場する。

 【陸奥湾の養殖ホタテ弁当を発売】
 中国による日本産水産物の輸入停止で苦境にあえぐ青森県産ホタテの消費拡大に向け、県町村会(会長・小又勉七戸町長)は30日、青森市の弁当総菜店と協力し、陸奥湾の養殖ホタテを使った弁当を期間限定で発売した。県産米新品種「はれわたり」も白飯に取り入れてPRした。

 
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