Freeフレイル予防や短命県返上テーマ 22日、はっちでフォーラム

健康を考える「市民フォーラム」(八戸市医師会、デーリー東北新聞社共催)が22日、八戸市の「はっち」2階シアター2で開かれる。弘前大大学院医学研究科の井原一成教授と中路重之特任教授が講師を務め、それぞれ「高齢期のうつとフレイル予防」「“短命県”から学ぶもの」をテーマに講演する。

 井原教授は山形大大学院卒で公衆衛生学と精神医学を専攻し、山形県などの精神科病院などで勤務。2018年から弘前大大学院教授として、うつ病や認知機能の低下した高齢者の支援や、地域住民の健康増進に向けた疫学的研究に従事する。

 中路特任教授は同大医学部卒で、がんの疫学、地域保健などが専門。17年から現職。弘前市岩木地区の住民を対象にした「健康増進プロジェクト」を立ち上げ、「健康ビッグデータ」を蓄積するなど、青森県の短命県返上に向けた取り組みを主導している。

 フォーラムは同日、はっちとマチニワで開かれる「健康フェスタ2023」の一環。入場無料で時間は午前10時~正午。講演はマチニワでも同時中継される。

 
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