Free着物や帯使い、独自の感性で 画家杉山さん、八戸で個展

「湧いてきたイメージを形にする制作活動はとても楽しい」と話す杉山憲子さん
「湧いてきたイメージを形にする制作活動はとても楽しい」と話す杉山憲子さん

盛岡市在住の画家杉山憲子さん(76)の個展が、八戸市城下1丁目の八戸彩画堂で開かれている。着物や帯を使って独自の感性で作り上げた彩り豊かな作品約40点が、訪れる人を引きつけている。22日まで。

 杉山さんは青森市出身で、4年ほど前に制作活動を始めた。帯をキャンバスとして使用し、着物の端切れなどをコラージュするなど、さまざまな素材や技法を自在に組み合わせながら制作しており、楽しげな雰囲気が大きな魅力となっている。

 今展には花や海などの自然をモチーフにした、鮮やかな色使いが印象的な作品が多く並ぶ。杉山さんは「見る人が明るくなるような作品を目指している。古里の青森県で初めて個展を開くことができてうれしい」と笑顔を見せた。

 入場無料。時間は午前10時半~午後5時。

 
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