Freeもっと知って「羽仁もと子」 八戸の記念館で生誕150年展

パネルや関連書籍に熱心に見入る来場者
パネルや関連書籍に熱心に見入る来場者

八戸市出身のジャーナリストで、教育者の羽仁もと子(1873~1957年)の生誕150年に合わせた記念展「もと子と故郷と『婦人之友』祭」(八戸友の会主催)が28日、同市の羽仁もと子記念館で始まった。30日まで。

 羽仁もと子は、八戸の長横町生まれ。報知新聞社で日本初の女性記者として活躍し、東京で生徒の自治と自由を尊重する自由学園を創立。創刊120周年となる家庭生活雑誌「婦人之友」の刊行や家計簿を考案するなど、家庭生活改善、教育活動に力を入れ、多くの功績を残した。

 会場ではもと子の人生や、「婦人之友」の歴史などを学べるパネルを展示。友の会会員が、「婦人之友」で紹介された作り方を基に制作した生活雑貨の展示や、婦人之友社出版物販売コーナーなどもにぎわっている。

 同会総リーダーの杉本文子さんは「記念館に足を運んでもらい、一人でも多くの人に羽仁もと子のことを知ってもらいたい」とアピールしている。

 入場無料。午前10時~午後4時(最終日は正午)。ビデオ上映もあり、開始時間は午前10時半、正午、午後2時。

 
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