Free八戸駅連絡通路の観光ポスター、2年ぶり一新 工大二高生の力作35点展示

制作したポスターをお披露目する榊陽登さん(手前左)
制作したポスターをお披露目する榊陽登さん(手前左)

観光資源をPRするため、八戸駅前駐車場連絡通路に展示している「私たちのおすすめ観光ポスター」が20日、2年ぶりに一新され、八戸工大二高美術コースの2、3年生が制作した力作35点が八戸の玄関口で披露された。

 展示は、八戸市が観光客らに同市や周辺地域の観光資源を紹介し、PRすることを目的に2005年から実施し、2年ごとに更新されている。

 ポスターは生徒がコンピューターグラフィックスや水彩などで制作。八戸市の八食センターや是川縄文館、南部町の名川チェリリン村などの観光地や八戸えんぶり、いちご煮といった伝統行事、郷土食などを描いた多彩な作品が並ぶ。

 この日は展示式が行われ、同校卒業生の熊谷雄一市長が「若い感性で描かれた素晴らしい作品ばかり。観光客の目に留まり、地域住民は改めて観光資源に気付く」とあいさつ。

 八戸三社大祭の中日に長者山新羅神社で行われる騎馬打毬の騎士を描いた3年の榊陽登さん(18)が生徒を代表して作品を披露。「攻防の一瞬を切り取るような作品を描こうと制作に臨んだ。見た方に新たな地域の魅力を感じて興味を持ってほしい」と話した。

 
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