新郷村の魅力をキャンプをしながら味わう「ミステリーキャンプ２」が１６日、同村の間木ノ平グリーンパークで開かれた。スプーン曲げ体験やトークショーなど多彩な企画を展開。キャンプに合わせて制作された「新郷ＵＦＯ音頭」がお披露目され、全国各地から集まった参加者がミステリーの世界に浸った。

　村ふるさと活性化公社が主催。ミステリー雑誌「ムー」が協力し、編集長の三上丈晴さん（弘前市出身）らがゲスト出演した。

　トークショーでは、三上さんや超常現象研究家の並木伸一郎さん、都市伝説研究家の宇佐和通さんらが、心霊現象などについて語り、同村やむつ市の恐山で撮影された映像なども話題となった。三上さんは村について「来るたびに神秘的で魅力あふれる所」と語った。

　イベントの大詰めでは「新郷ＵＦＯ音頭」が発表され、八戸市の歌手小西礼子さんがきらびやかな衣装で登場。小西さんの歌に合わせ、村ナニャドヤラ保存会の会員が踊ると、参加者も続々と輪の中に入って一緒に楽しんだ。トークショーに登場した「事故物件住みます芸人」の松原タニシさんも飛び入り参加。「ここにいる人が踊りで一つになって、とても楽しい歌」と語った。

　同日は、三上さんとキリストの墓や十和田湖を巡るバスツアーも実施され、三上さんのトークを聞きながらミステリースポットを回った。