Free朝のニュースダイジェスト(9月23日)

【人材確保へ「賃上げ」が最多回答】
 青い森信用金庫は22日、「アフターコロナと中小企業」をテーマに、対象の青森県内企業に実施した特別調査の結果をまとめた。人材確保のための職場環境改善策(複数回答)を尋ねたところ、「賃上げなど待遇面の改善」を実施しているとの回答が最多の43・7%に上った。コロナ禍が落ち着いて事業活動が回復基調にあることを背景に、人手不足に陥った企業が働き手確保に注力している現状が浮かび上がる。

 【吉田屋の駅弁、33都道府県に流通】
 八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の駅弁を食べた人に食中毒が疑われる症状が相次いだ問題で、市保健所は22日、対象の駅弁は59種類2万2184個で、33都道府県の約1080店舗に納品されたと明らかにした。ほぼ全ての駅弁は五つの商社を通じて全国に流通したという。

 【十和田市総合体育センターを大規模改修へ】
 十和田市のスポーツ振興の中核施設である市総合体育センターについて、市は22日、大規模改修を行う考えを明らかにした。工期は2024年7月からの2年間を想定し、その間は使用不可とする予定。改修費は30億8千万円を見込んでいる。

 【洋野町がブルーカーボン基金条例を制定】
 洋野町は22日、二酸化炭素(CO2)削減対策として注目される沿岸部の「ブルーカーボン」を企業や団体などへ売買する事業について、収益を積み立てる「町ブルーカーボン基金条例」を制定した。町特産のウニが海藻を食い尽くす「磯焼け」対策の原資などに活用し、藻場の再生・拡大につなげる。

 【北海道東沖のマイワシを八戸港で水揚げ】
 北海道東沖で大中型巻き網船団によるマイワシ漁が本格化している。八戸港にも22日、運搬船1隻が200トンを水揚げ。今月は船団による水揚げが途絶えていたことから、仲買人らは遠路はるばるの持ち込みを歓迎した。

 
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