Free朝のニュースダイジェスト(9月20日)

【八戸三社大祭の移動型山車、本格活用へ】
 豪華絢爛な山車で、地元の魅力を全国へ―。八戸三社大祭の全27山車組で組織する「はちのへ山車振興会」が、イベント出展向けに制作した移動型山車の本格活用に乗り出す。今月23、24日に平川市で開催される「あおもり10市大祭典」で運行。八戸市で「全国都市問題会議」が開かれる10月には市庁前に展示される予定で、全国から訪れる参加者に“地域の誇り”を発信する。

 【貸工場売却の経済効果は28億円】
 六ケ所村の液晶カラーフィルターやタッチパネル製造業「ANOVA(アノヴァ)」の破産を受け、青森県は19日、県が整備した貸工場を2016年に同社の親会社・翔栄(群馬県伊勢崎市)に売却したことによる県内への経済効果は、28億2878万円に上るとの試算を明らかにした。当時、県は売却後の5年間で約33億円の経済効果が見込まれると説明していたが、想定に届かず、見通しの甘さを露呈した格好。

 【吉田屋の駅弁で体調不良か】
 八戸市保健所は19日、市内の弁当製造会社「吉田屋」が製造した駅弁を食べた人が、相次いで嘔吐や下痢などの体調不良を訴えたと発表した。原因は調査中だが、保健所は食中毒の疑いがあるとみている。体調不良者は少なくとも関東や福島県などの約100人でさらに増える見込み。

 【アイスホッケーの八戸市実業団リーグ戦が開幕】
 アイスホッケーのデーリー東北新聞社杯第59回八戸市実業団リーグ戦が19日、テクノルアイスパーク八戸で開幕した。来月13日まで6チームが総当たり戦で頂点を争う。初日は八学大が第2ピリオド(P)に6得点の猛攻を見せ、11―2で八戸クラブに快勝した。

 【八戸市中心街の地価は横ばい】
 19日に発表された2023年7月1日時点の青森県内地価(基準地価)で、八戸市中心街の「同市三日町4の1」の価格(1平方メートル当たり)は13万円、「同市六日町31」は9万円で、共に前年調査から横ばいだった。21、22年調査は微減だったため、3年ぶりに下落を回避した。

 
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