Free朝のニュースダイジェスト(9月13日)

【青森県内、不安定な天気に】
 青森県内は12日、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、局所的に雷を伴う激しい雨が降った。五戸町や十和田市などで停電が発生したほか、雷雨のピークが児童の下校と重なった地域もあり、学校関係者も対応に追われた。交通機関にも影響が出た。

 【青森県、再エネ新税検討】
 青森県の宮下宗一郎知事は12日、自然保護と再生可能エネルギー推進の両立に向け、再エネ事業者に対する新税を創設する方向で検討していると明らかにした。まずは陸上風力発電を取り上げ、課税手法などについて庁内で議論を進める方針で、本年度中に導入の可否を判断する。都道府県独自の再エネ新税が具体化すれば、全国2例目となる見込み。

 【ゾーニング条例制定が柱】
 青森県は12日、再生可能エネルギーに対する県の基本的な方策をまとめた「自然環境と再エネとの共生構想」を発表した。再エネ施設の「ゾーニング条例」の制定が柱の一つで、県が陸上風力発電や太陽光発電の立地を禁止する区域を明確にする。2024年度中の条例制定を目指す。

 【風間浦バイパス、山側案で基本合意】風間浦村易国間からむつ市大畑町木野部までの約14キロを結ぶ「国道279号風間浦バイパス」の計画策定に向け、青森県は12日、第3回地域懇談会を開き、全区間を現道より山側を通す案で住民側と基本合意した。ほぼ全線が浸水想定区域より高地にあり、災害時に避難路の役割を担う。

 【木村守男氏のお別れ会、足跡しのぶ】
 衆院議員や青森県知事を歴任し、6月に85歳で死去した木村守男氏のお別れの会が12日、弘前市で開かれた。県選出国会議員や首長をはじめ、親交のあった政界関係者ら約1700人(主催者発表)が参列。夢やロマンを語る政治姿勢で県民を引きつけた木村氏の足跡をしのんだ。

 
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