Free如空、吟醸酒の部優等2席/青森県産清酒鑑評会

味や香りを確かめる審査員=7日、青森市
味や香りを確かめる審査員=7日、青森市

青森県酒造組合(稲本修明会長)は7日、青森市で本年度の県産清酒鑑評会を開いた。審査の結果、最高賞の県知事賞(優等1席)には吟醸酒の部で三浦酒造(弘前市)の「豊盃」、純米酒の部で鳴海醸造店(黒石市)の「稲村屋文四郎」が選ばれた。県南地方の蔵元では、吟醸酒の部で八戸酒類五戸工場の「如空」が優等2席に選出された。

 鑑評会は夏場の貯蔵期間を経て熟成した新酒の品質を審査する。本年度は吟醸酒31点(前年比2点減)、純米酒24点(6点減)などが出品された。

 仙台国税局や県産業技術センター弘前工業研究所の職員ら13人が審査を行い、口に含んだり、鼻に近づけたりして風味や香りを確かめた。

 そのほかの入賞は次の通り。

 ◇吟醸酒の部
▽優等3席=玉垂(中村亀吉)▽優等=金冠喜久泉(西田酒造店)稲村屋文四郎(鳴海醸造店)
 ◇純米酒の部▽優等2席=豊盃(三浦酒造)▽優等3席=田酒(西田酒造店)▽優等=陸奥八仙(八戸酒造)如空(八戸酒類五戸工場)桃川(桃川)
 ◇県産米部門・県産技術センター理事長賞▽吟醸の部=豊盃(三浦酒造)▽純米酒の部=田酒(西田酒造店)

 
お気に入り登録