Free最優秀賞山車、4年ぶりに展示替え/野辺地

久しぶりに展示替えされた山車
久しぶりに展示替えされた山車

「2023のへじ祇園まつり」(野辺地町、町観光協会主催)の山車審査で、最優秀賞に選ばれた新道組祭典部の「日蓮と蒙古大襲来」が4日までに、町観光PRセンターにお目見えした。4年ぶりの展示替えに、同祭典部関係者は「見事な山車をぜひ見に来てほしい」と話している。

 同センターは、町が上北・下北地方の観光情報提供や名産品販売などを目的に約30年前に建設。公共交通結節点の青い森鉄道野辺地駅に隣接する立地条件もあって、青森県内外から大勢の観光客が訪れている。

 これまで毎年、祇園まつりで最優秀賞を射止めた山車を同センターの正面玄関上に展示。しかし、コロナ禍の影響で20年から3年連続でまつりが中止され、展示替えされていなかった。

 同センターでは8月26、27の両日、猛暑の中、新道組祭典部が13人がかりで「山車上げ」作業に従事。奥行きや横幅などスペースの関係で人形や飾りを調整し、華麗な山車が姿を現した。

 9日午前10時からは、同センター前に屋台やフリーマケットが並び、ステージイベントなどにも大勢が詰めかける「のへじ停車場まつり」(同実行委員会主催)が予定されており、新たな山車も見どころの一つになりそうだ。

 
お気に入り登録