Free仕事のやりがいは? 七戸高でキャリア教育講座

生徒が地元就職の魅力などについて理解を深めた「先輩から後輩への夢相伝講座」
生徒が地元就職の魅力などについて理解を深めた「先輩から後輩への夢相伝講座」

青森県立七戸高(森田勝博校長)で8月29日、「先輩から後輩への夢相伝講座」が開かれた。1年生約90人が受講。県内で働く社会人の先輩から仕事の内容ややりがいなどを聞き、将来への夢を膨らませた。

 人材育成やキャリア教育の発展を目的に県が主催。本年度は県内6校で開催予定で、同校が皮切りとなった。デーリー東北新聞社(八戸市)やヴァンラーレ八戸(同)、公立七戸病院(七戸町)や青森地検(青森市)など計9企業・団体の関係者がそれぞれ講師を務める分科会が設けられ、生徒は事前に選んだ2つを受講した。

 このうち、デーリー東北新聞社の業務内容を紹介する分科会では、コミュニティー事業部の太田一世次長が、記者職の話題を中心に新聞製作の流れなどを解説。自身が七戸支局(現十和田総局七戸分局)で勤務していた当時のエピソードも交えながら「多くの人と本音で話して打ち解けたり、読者や社会に影響を与えたりするのがやりがい」などと強調した。

 生徒は、日々の苦労話や、なぜその職業に就いたかなどを質問。各分科会で聞いた講師の話を将来の職業選択の参考にしていた。

 
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