Free朝のニュースダイジェスト(9月3日)

【岩手知事選、きょう投票】
 任期満了に伴う岩手県知事選は3日、投票が行われる。立憲民主や共産など国政野党勢力の支持を力に5選に挑む現職達増拓也候補(59)と、自民、公明の2与党の支援・支持を受けて県初の女性知事を目指す新人千葉絢子候補(45)の無所属2人による選挙戦は、4期16年余り続く現県政への評価などを争点に、最終日まで舌戦が続いた。即日開票され、今の岩手にふさわしいリーダーが決まる。

 【岩手県議選もきょう投開票】
 任期満了に伴う岩手県議選は3日、投票が行われ、即日開票される。選挙区割りが見直された県北では、久慈区(定数2)に現新4人、二戸区(同2)に現新3人が立候補している。大勢判明は、久慈区が午後10時半ごろ、二戸区が同10時ごろの見通し。

 【種差海岸、保全活動の担い手不足が課題】
 今年5月に三陸復興国立公園の指定から10周年を迎えた八戸市の種差海岸で、環境保全やガイド活動を担う市民団体の高齢化が課題となっている。会員数も年々減少し、担い手の確保に苦慮。この10年間で存続を断念した団体も存在する。

 【老舗旅館にイベントホール】
 八戸市寺横町にある104年の歴史を持つ老舗「柏木旅館」内に8日、イベントホールがオープンする。客室として使用してきたスペースを改修。演劇や音楽ライブなどの開催が可能で、空洞化が危惧される中心街の活性化に貢献したい考えだ。

 【湊日曜朝市会が「久慈への旅」】
 八戸市の館鼻岸壁朝市を運営する湊日曜朝市会(慶長春樹理事長)は2日、「北三陸いわて久慈への旅」を実施した。国内有数の巨大朝市を起点としたJR八戸線の活用による沿線の活性化、鉄路の利用促進につなげるのが狙い。朝市利用者ら約40人が久慈市内の観光スポットを訪ね、魅力を体感した。

 
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