Free大地震想定し八戸駅で訓練 救助手順など確認/JR東

訓練でホームに倒れている人にAEDを使う参加者=1日、八戸駅
訓練でホームに倒れている人にAEDを使う参加者=1日、八戸駅

防災の日に合わせ、JR東日本盛岡支社(久保公人支社長)は1日、震度6強の地震を想定した総合防災訓練を八戸駅で実施した。参加者は綿密に連携を取りながら、初動対応や救助活動の動きを確認した。

 同社や関連企業、八戸署などから約70人が参加。新幹線ホームで複数のけが人に対して応急手当てを行ったほか、訓練用の人形に自動体外式除細動器(AED)を用いた心肺蘇生を施した。利用客を乗せた車いすを4人で搬送し、安全な場所へと避難させた。

 同盛岡支社八戸営業統括センターの永田睦子副長は訓練について「連携の難しさを体感できた重要な訓練になった」と振り返り、「安全にご利用いただけるよう、今後も訓練を継続したい」と述べた。

 
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