第３４回北奥羽ナニャドヤラ大会（ひろのイベント事業実行委主催）が１８日、洋野町大野地区で開かれた。町内外から計２６チーム７５２人が一堂に会し、街頭流し踊りや舞台審査で、それぞれ息の合った演舞とお囃子（はやし）を披露した。

　今回は審査対象となる一般参加１４チームと、オープン参加の１１チームがエントリー。同地区中心街での街頭流し踊りでは、子どもたちが元気よく身ぶりをそろえたり、仮装した人々も練り歩いたりと、沿道の来場者を楽しませた。

　町立大野小での舞台審査は雨脚が強まる中での実施となったが、チームそれぞれに統一した多彩な衣装で壇上に上がり、制限時間５分の中で熱演。時事の話題を取り入れた即興の歌詞が歌われる場面もあり、観衆を沸かせていた。

　審査結果は次の通り。

　▽最優秀賞　田代盆踊愛好会（階上町）
　▽優秀賞　海上なにゃとやら会（二戸市）二戸市ナニャトヤラ保存会
　▽伝統文化賞　田子町ナニャドヤラ保存会
　▽一人一芸賞　向田婦人会（洋野町）大野婦人会（同）泥濘盆踊り友好会（同）