Free夏空にヒマワリ、高く太く/八戸・南郷

例年にないほどの高さにまで成長し、見頃を迎えた200万本のヒマワリ=17日、八戸市南郷の青葉湖展望交流施設「山の楽校」
例年にないほどの高さにまで成長し、見頃を迎えた200万本のヒマワリ=17日、八戸市南郷の青葉湖展望交流施設「山の楽校」

八戸市南郷の青葉湖展望交流施設「山の楽校」で200万本のヒマワリが見頃を迎えている。17日午前は夏空が広がり、家族連れらが一面に咲き誇る花々の中を楽しげに散策。親子らの笑い声とセミの鳴き声が響き渡った。

 約2ヘクタールに植えられたヒマワリ「夏りん蔵」は、草丈が低い極早生(わせ)品種。今夏は暑さのためか、予定より20日程度早く開花した。例年にないほどの高さに成長し、茎も太いという。

 太陽を仰ぐ花を見つめる麦わら帽子の子ども、カメラやスマートフォンを構える人々の姿が見られた。ヒマワリ畑を背景に家族写真を撮った市立桔梗野小5年の小倉弥古都さん(10)は「昨年も来たけど今年もきれい。良い写真になった」と笑顔を咲かせた。

 敷地では涼しげな白いソバの花も今が盛り。ヒマワリの摘み取り(6本200円)などができる「そばとひまわりの花見週間」は19~27日を予定している。

 
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