天鐘(8月15日)

脚本家の山田太一さんに『終(おわ)りに見た街』というSF小説がある。40年ほど前の作品で、昭和一桁生まれの父親とその家族らが戦時中の昭和19年にタイムスリップするという話だ▼食糧不足や言論統制の中で懸命に戦時下を生き延びようとする家族。だが.....
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