Free弘前39・3度、青森県内最高気温を更新 八戸など13地点で猛暑日

八戸市内では道路脇の温度表示が39度を示す所も見られた=10日午後0時25分ごろ
八戸市内では道路脇の温度表示が39度を示す所も見られた=10日午後0時25分ごろ

青森県内は10日、各地で厳しい暑さに見舞われ、八戸や三戸など13地点で35度以上の猛暑日となった。最も暑くなった弘前では39・3度(同日午後1時57分)を観測。統計を開始した1976年以降の県内の最高気温を更新した。これまでは深浦(78年)、碇ケ関(99年)の37・9度が最高だった。この日の最高気温では、弘前は全国でも小松(石川県)の40度、三条(新潟県)の39・6度に続き3番目の高さとなった。

 青森地方気象台によると、10日の県内は太平洋高気圧に広く覆われ、南から乾燥した空気が流れ込んだ影響で気温が上昇。野辺地や六ケ所など9地点で、観測史上最高気温を塗り替えた。

 県南地方では、八戸36・7度、三沢35・8度、三戸35・6度など。三戸は県内最長となる20日連続で真夏日を観測している。

 今後、少なくとも17日までは各地で厳しい暑さが続く見込みだという。

 この日、県内で熱中症で搬送されたのは、八戸市の4人を含む計26人。気象庁は、水分補給や昼夜問わずエアコンを使用するよう呼び掛けている。

 
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