Free青森と山梨の南部町の子どもたちが親交深める

青森、山梨両県の南部町児童はゲームなどを通して交流を深めた
青森、山梨両県の南部町児童はゲームなどを通して交流を深めた

鎌倉時代から関わりをもつ青森、山梨両県南部町の児童交流会が7月24~26日、青森県の同町や八戸市で開かれた。子どもたちはそれぞれの町の相違点を学びながら、歴史ある絆をつなぐ気持ちを新たにした。

 山梨県南部町は同県最南端に位置する人口7千人ほどの町で、特産はタケノコや茶。南部氏発祥の地として知られ、奥州藤原氏征伐で戦功を上げた南部三郎光行が南部藩の祖になったという。

 4年ぶりの開催は各県約30人が参加し、青森県南部町役場で山梨県団を出迎えスタート。南部小(青森)6年釜澤柊哉君と睦合小(山梨)6年遠藤優奏さんが「800年を超えるつながりを大事に、同じ時間を過ごせる縁に感謝したい」などとあいさつした。

 その後、両町の特徴や学校紹介では、名久井岳やジュノハート、プロスポーツや映画などのロケ地を解説。「からだじゃんけん」や班作り活動では自然と声をかけ合ったり、手をつないだりしてゲームを楽しんだ。

 そのほか、聖寿寺館跡の見学や県立種差少年自然の家でのいかだ遊びなどを通して親交を深めた。

 
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