Free朝のニュースダイジェスト(7月31日)

【八戸三社大祭きょう開幕】
 青森県南地方を代表する祭り、八戸三社大祭は31日の前夜祭で開幕する。コロナ禍を乗り越え、華やかな山車が4年ぶりに八戸市中心街に集結し、各山車組がお囃子を響かせる。

 【郷土芸能も仕上げの練習に熱】
 4年ぶりに合同運行が行われる八戸三社大祭の神社行列には、地元の郷土芸能の伝統を受け継ぐ各団体も参加する。新型コロナウイルスの影響で練習の中止を余儀なくされたり、披露の場が格段に減ったりするなど、これまで多くの制限を受けてきた。それだけに、今年の祭りに懸ける関係者の思いは強い。出番を間近に控え、総仕上げの練習に熱が入っている。

 【迫られる「2024年問題」への対応】
 トラック運転手の時間外労働時間の上限が規制され、物流危機が予想される「2024年問題」を巡り、北奥羽地方の産業界が対応を迫られている。長距離輸送への影響は甚大で、八戸―関東間の運行回数は現行の月8、9回から1、2回減少する見通しだ。輸送能力の低下は運送事業者や荷主の収益減少につながり、経済発展の障壁となる可能性がある。経済関係者は「本州最北に位置する青森県は最も影響を受けるエリアの一つ」と指摘。地方の産業競争力の低下を懸念する。

 【八戸小唄に乗せて流し踊り】
 第11回湊橋八戸小唄まつり(同まつり実行委主催)が29日、八戸市湊町本町周辺で開かれ、21団体約500人が八戸小唄に乗せて優雅な流し踊りを披露した。

 【館鼻岸壁朝市の「御朝印」を発売】
 国内最大級の規模を誇る八戸市の館鼻岸壁朝市を運営する湊日曜朝市会(慶長春樹理事長)は30日、朝市会場で「御朝印」を発売した。朝市が来年20周年を迎えるのを記念し、さらに盛り上げようと企画した。

 
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