Free八学光星が2年連続V タイブレークで工大一下す/高校野球青森

2年連続の優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ八学光星ナイン=27日、弘前市はるか夢球場
2年連続の優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ八学光星ナイン=27日、弘前市はるか夢球場

第105回全国高校野球選手権青森大会は27日、弘前市はるか夢球場で決勝が行われた。昨夏と同じカードの「八戸対決」は、八戸学院光星が延長十回タイブレークの末、3―2で八戸工大一に勝利。2年連続12度目の優勝を果たし、夏の甲子園切符を手にした。

 八学光星は七回に勝ち越しの1点を挙げたが、八回に追い付かれ、2―2でタイブレークに突入。延長十回、池田優斗が左前にはじき返し、決勝点を奪った。投手陣は洗平比呂、岡本琉奨の両左腕が好投した。

 工大一はエースの金渕光希が先発。打線は延長十回に1死満塁と好機を広げるも、後続が打ち取られた。

 決勝のタイブレーク決着は初めて。球史に残る激闘に、球場から両チームへ惜しみない拍手が送られた。

 全国高校野球選手権大会は8月6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は同3日に行われる。

 
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