Free朝のニュースダイジェスト(7月27日)

【八戸三社大祭も脱炭素へ】
 4年ぶりに通常開催となる八戸三社大祭(7月31日~8月4日)に向け、八戸液化ガス(八戸市、平野薫社長)は、祭り期間中の山車行列で排出される二酸化炭素(CO2)を、同社の保有する排出権で相殺し、実質的な脱炭素につなげる「カーボンオフセット」を初めて実施する。熱気は出しても、CO2は出さない―。地球環境に優しい祭りの新たな形ができそうだ。

 【祭りに合わせ、十三日町に仮設トイレ設置】
 八戸市十三日町商店街振興組合は26日、八戸三社大祭に合わせ、旧チーノ跡地に仮設トイレを設置することを明らかにした。コロナ禍で合同運行が中止となっていた間に、十三日町では大型店の三春屋とチーノが閉店し、期間中のトイレ不足が課題に浮上していた。31、8月1、2の3日間、祭りの時間帯に利用できる。

 【甲子園を懸け、工大一と八学光星が激突】
 第105回全国高校野球選手権青森大会は最終日の27日、弘前市はるか夢球場で決勝が行われる。甲子園出場を懸けて激突するのは工大一と八学光星。2年連続の「八戸対決」となる。工大一が13年ぶりに聖地に立つか、八学光星の夏連覇か―。両チームは26日、それぞれの練習拠点で調整し、上々の仕上がりを見せた。

 【プライフーズがキッチンカー導入】
 ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売を手がける「プライフーズ」(八戸市)がキッチンカーを導入し、26日に本社で関係者にお披露目した。自社の銘柄鶏「五穀味鶏」を使ったグルメ「揚げ鶏」をメインに販売する。29日に同市のプライフーズスタジアムで行われるサッカーJ3・ヴァンラーレ八戸のホーム戦に初出店する予定だ。

 【宮下知事が「核燃料サイクル協議会」の開催を要請へ】
 青森県の宮下宗一郎知事が27日に経済産業省で資源エネルギー庁の村瀬佳史長官と面会し、知事が官房長官や経産相ら関係閣僚と意見を交わす「核燃料サイクル協議会」の開催を要請することが26日、関係者への取材で分かった。20年ぶりの知事交代を県政の節目と位置付け、サイクル政策を巡る政府の姿勢を確認したり、知事の考えを伝えたりする機会を増やすのが狙いとみられる。
 

 
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