Free朝のニュースダイジェスト(7月13日)

【八戸港の6月の水揚げ数量は過去10年間で最多】
 八戸市水産事務所は12日、6月の八戸港の水揚げ実績をまとめた。同月中旬に始まった大中型巻き網船団によるマイワシの水揚げが約6千トンに伸長し、港全体の数量は7078トン(前年同月比267%増)、金額7億3953万円(165%増)となった。過去10年間で数量は最多で、金額は2番目に高かった。

 【ユニバース創業者の故三浦紘一氏のお別れの会】
 北東北でスーパーを展開するユニバース(八戸市)の創業者で、代表取締役社長や会長を歴任した故三浦紘一氏のお別れの会が12日、八戸プラザアーバンホールで開かれた。業界や取引先の関係者ら470人が参列。長男で現社長の建彦氏は、三浦氏が残した数々の功績をしのび、「遺志を引き継ぎ、地域に貢献し続ける企業であることを約束する」と決意を示した。

 【承諾殺人容疑で男を逮捕、八戸署】
 八戸署などは12日、練炭を使い、承諾を得て妻を殺害したとして、承諾殺人の疑いで、八戸市河原木袖ノ沢、作業員の男(42)を逮捕した。遺体に抵抗した跡はなく、事件当時、男にも一酸化炭素(CO)中毒の症状がみられたことから、青森県警は2人が心中を図った可能性があるとみて、事件の経緯を詳しく調べている。

 【青森県南でイノシシによる農作物被害が多発】
 青森県南地方で害獣による農作物被害が発生している。中でもイノシシが田畑を荒らすケースが目立つ。数年前から目撃情報が多発しており、温暖化もあり生息範囲の拡大が懸念される。駆除に向けた人員の確保や対策の経験が乏しい中、関係者は長期的視点で対処法の実効性を見極め、生産者やほ場の保護に努めている。

 【地域経済活性化へ岩手県の関係団体が共同宣言】
 原材料・エネルギー価格の高騰を受け、岩手県に関係する経済団体や労働者団体、行政機関の12団体は12日、企業がコスト上昇分を適切に価格転嫁できる環境を整え、地域経済を活性化させるための共同宣言を発出した。各団体が連携し価格転嫁に関する機運を県内で高めるとともに、事業者の経営安定や生産性向上への取り組みを支援する。

 
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