Freeチェーンソーで作品作り 火おこし、木登り体験も 「森の感謝祭」盛況/おいらせ

チェーンソーの使い方を聞きながら、思い思いの作品を仕上げる児童
チェーンソーの使い方を聞きながら、思い思いの作品を仕上げる児童

おいらせ町の下田公園で8日、主に家族連れを対象にしたイベント「おいらせ森の感謝祭」が始まった。昨秋に廃止が決まった「日本一のおいらせ鮭(さけ)まつり」の代替イベントとして初めて開催。初日は、多くの親子が飲食のブースや体験型イベントを楽しんだ。9日まで。

 森の感謝祭は、町の観光資源をPRすることを目的に、火おこし、木登り体験やドローン教室など、来場者参加型のイベントが開かれる。そのほか、飲食や雑貨販売のブースは約40店が集まった。

 祭りの目玉イベント「森のアートフェスティバル」では、1本の杉の木から彫刻を作る「チェーンソーアート」の大会が開かれ、国内外から集まったアーティスト10人が技術を競った。児童が青森県内の林業関係者の指導を受けながら、チェーンソーやのこぎりを使って、思い思いの作品を仕上げるコーナーも大人気だった。

 木の板を切り、おのを作った三沢市立岡三沢小6年の冨岡結奈さん(11)は「初めてチェーンソーを持った。思うように動かせなかったけど、楽しかった。出来はいい感じ」と笑顔だった。

 
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