十和田市立三本木小（原田克人校長）が７月１日、創立１５０周年を迎えた。これに先立ち３０日、同校で記念イベントとして「１５０歳おめでとうの会」を開き、さらなる発展に期待を込めて児童らが“誕生日”を盛大に祝った。

　同校は、１８７３（明治６）年に「第七大学区第十六中学区三番小学」として開校。昨年度までに１万９７３２人が卒業した。

　イベントでは、同校ＰＴＡのママさんコーラスが母体となっている合唱団「コールアゼリア」が登場。同校合唱部の児童と共に「小さな四季」を披露したほか、「瑠璃色の地球」など４曲を歌い上げた。団員と全校児童４９２人が「ハッピーバースデートゥ三小」と歌い、誕生日を祝った。

　続いて、同校の歴史をクイズ形式で紹介。同校が「市内で最も古い学校」と伝えられると、児童からは「えーっ！」と驚きの声が上がった。最後に、原田校長が「これからも未来に向かって粘り強く、いろいろなことを頑張っていきましょう」と呼びかけ、締めくくった。