Free【新型コロナ】青森県内、平均4・22人 2週ぶり増加

青森県が29日発表した新型コロナウイルスの感染症発生情報によると、19~25日の1週間に県内の60定点医療機関から報告があった患者数は253人(前週比62人増)で、1定点当たりでは4・22人(1・04人増)と2週間ぶりに増加した。患者は全国的に増加傾向で、流行の「第9波」が懸念される中、県内の1定点当たりの患者数は前週の1・3倍となった。県保健衛生課は「全国と比べても高い状況にある」として注意を促している。

 保健所管内別の1定点当たりの患者数は、八戸市・三戸地方5・62人(1・93人増)、上十三5・11人(2・44人増)、弘前3・85人(0・23人増)、青森市・東地方3・67人(1・17人増)、五所川原3・14人(0・71人増)、むつ3・00人(1・17人減)。むつ以外の管内で軒並み増加した。

 県は、ワクチン接種や感染によって得られた免疫が弱まってきている―と分析。場面に応じた基本的な感染対策とともに、高齢者らワクチン接種の対象となっている人たちに、積極的な接種の検討を呼びかけている。

 
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