Free朝のニュースダイジェスト(6月27日)

【元青森県知事の木村守男氏が死去】
 元衆院議員で、1995年から8年余りにわたり青森県知事を務めた木村守男氏が25日午前6時53分、老衰のため藤崎町内の病院で死去した。85歳。同町出身。近く近親者のみで通夜と葬儀を執り行い、お別れの会を後日開く。喪主は妻のせつゑさん。

 【八戸市でペダル付き車いす「COGY」の取り扱い開始】
 自分の力で動ける喜びを―。八戸市小田1丁目の自動車販売店「カーショップ日向」を経営する日向博章さん(44)が、ペダルの付いた足こぎ式の車いす「COGY(コギー)」の取り扱いを始めた。きっかけは、生まれつき身体に障がいのある次女に「何とか自分の力で脚を動かせるようになってほしい」という親の思い。「娘だけでなく、この地域にいる脚が不自由な人たちに、コギーの素晴らしさを知ってほしい」と願いを込める。

 【再処理工場の総事業費約2600億円増、14兆7千億円と試算】
 使用済み核燃料の再処理事業などを担う国の認可法人「使用済燃料再処理機構」(青森市)は26日、業務委託先の日本原燃の再処理工場(六ケ所村)の総事業費が約2600億円増え、約14兆7千億円になるとの試算を公表した。原燃が昨年末、完工目標を2024年度上期のできるだけ早期に約2年先送りした影響で、設備や機器の維持管理費が増加した。

 【八戸市の若者向け商品券、デジタルで発行へ】
 八戸市は26日、子育て世代や若者を対象とした「次世代エール商品券」を、青森県内初のデジタル商品券として発行すると発表した。商品券の購入や支払いはスマートフォン用アプリで行い、1円単位での利用が可能となる。消費喚起に加え、民間事業者のデジタル化促進も狙う。

 【スーパー運営の佐藤長、民事再生法の適用申請】
 津軽地方を中心にスーパー「さとちょう」を展開する「佐藤長」(弘前市、佐藤譲代表)と関連会社の食品工場「青森食研」(黒石市)は26日、青森地裁弘前支部に民事再生法の適用を申請したと発表した。負債額は約69億7千万円。店舗の営業を続けながら経営再建を図る。

 
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