Free貿易額172億円、30%減/八戸税関支署管内5月

八戸税関支署は23日、5月の管内の貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港、久慈港、むつ小川原港。輸出入を合わせた貿易額は前年同月比30・0%減の172億2300万円で、3カ月連続で前年実績を下回った。

 輸出額は60・3%減の20億8100万円で、3カ月ぶりの減少。紙および板紙(6億円)、鉄鋼くず(2億1200万円)、船舶類(7500万円)が増えた。一方、鉄鋼は取り扱いがなく、一般機械(4900万円)、魚介類および同調製品(3億2300万円)が減少した。

 輸出の国別では、中国7億2600万円、タイ4億3600万円、韓国2億7700万円となった。

 輸入額は21・7%減の151億4200万円で、3カ月連続で減少した。ウッドチップ(20億4900万円)、植物性油かす(6億5400万円)、粗鉱物(1億9200万円)が増加したが、ニッケル鉱(6億7600万円)、石炭・コークス・練炭(26億5700万円)、電気機器(3億5700万円)が減った。

 輸入の国別はオーストラリア38億1300万円、米国35億5200万円、中国15億4700万円。

 八戸港に入港した外国貿易船は、前年同月と同じ39隻だった。

 
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