Freeラベル貼りなど挑戦 地場産業に理解 法奥小、十和田湖小児童

ラベル貼りを体験する児童
ラベル貼りを体験する児童

十和田市立法奥小(新堂正一校長)と十和田湖小(古川貴紀校長)の5年生7人が8日、同市の奥入瀬湧水館と市営公衆浴場「市民の家」、野の花焼山荘の3施設で仕事場体験学習を行った。子どもたちは、地域ならではの仕事を体験し、働く大変さや郷土への理解を深めた。

 総合的な学習の一環。子どもたちの職業観を育てるとともに、地域にある仕事を知ってもらう狙いがある。

 奥入瀬湧水館では、児童2人が同施設で製造している「奥入瀬源流水」のラベル貼りや箱詰めなどに挑戦した。うまくラベルを開けなかったり、ペットボトルを倒してしまったりと苦戦しながらも、一本一本丁寧に作業した。

 法奥小の漆坂侑真君(11)は「ごみが入っていないか、ラベルがぴったり貼られているかなど、すごく気を付けているのが分かった」、川村咲空(さら)さん(10)は「空のペットボトルは軽いので、倒れたり落ちたりして並べるのが難しかった」とそれぞれ話した。

 
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