Free町のことを考えるきっかけに 南部小児童が町議会傍聴/南部町

議会傍聴を通し、政治が身近にあることを感じ取る児童
議会傍聴を通し、政治が身近にあることを感じ取る児童

南部町立南部小(斉藤祐之校長)の6年生23人が6日、社会科の授業の一環で、町議会定例会一般質問を傍聴した。町の暮らしに関する事柄について、町議と町関係者が議論するのを目の当たりにし、政治が身近にあることを感じ取った。

 本年度、同校と統合された旧向小が実施していた活動を継承した。児童たちは、傍聴席から農林業や商工観光の振興策についての質問や答弁に耳を傾けた。傍聴後は「大人たちが、あんなに真剣に話し合っているなんて知らなかった」などと感想を述べ合った。

 坂本珠望さん(11)は「難しい話だったけど、町のことを考えるきっかけになった」と学びを深めた様子。田口蔵ノ介君(11)は、町議会でエアコン設置や給食費無償化が決まったことに触れ、「子どものことも考えてくれているのがうれしい。多くの人を助けられる議員になってみたい」と目を輝かせた。

 
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