Free三沢まつり、4年ぶり通常開催 8月24~27日

三沢まつりの開催について、小桧山吉紀市長(左)に報告する古間木勝弘会長(右)=6日、三沢市役所
三沢まつりの開催について、小桧山吉紀市長(左)に報告する古間木勝弘会長(右)=6日、三沢市役所

三沢市の夏の風物詩「三沢まつり」を主催する三沢市商工会(古間木勝弘会長)は6日、今年の祭りを8月24~27日に開催することを明らかにした。会期は例年通りの4日間とし、山車の合同夜間運行や仮装行列なども実施。4年ぶりに新型コロナウイルス感染拡大前の規模で通常開催する。

 20、21年はコロナ禍で中止。22年は3年ぶりに開催したが、会期は3日間に短縮し、夜間運行などは見送っていた。

 市商工会によると、8月24日の前夜祭は、ミス・ビードルドームで山車審査会や祭りばやし競演会を実施。各町内会などから12の山車組が参加を予定する。

 25日は中心街で山車の合同夜間運行を行うほか、市内の郷土芸能団体による神楽の披露を初めて企画。26日は中心街を舞台に仮装行列や流し踊り、国際サマーフェスティバルなどが行われ、27日は山車の合同運行や来年の再会を祈願する「山車別れ」を予定する。

 古間木会長は6日、市役所に小桧山吉紀市長を訪ね、通常開催への協力を要請。三沢まつりが来年で100回目の節目を迎えることに触れ、「大きなにぎわいで、来年に向けて弾みをつけたい」と語った。

 
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