Free三農恵拓高生がデントコーンの種まき 伝統工芸品「きみがらスリッパ」材料

1粒ずつ丁寧に種を植える生徒
1粒ずつ丁寧に種を植える生徒

青森県立三本木農業恵拓高(中村豊校長)植物科学科の生徒が27日、十和田市三本木稲吉の畑で、市の伝統工芸品「きみがらスリッパ」の材料となるデントコーンの種まきをした。

 同校では、十和田きみがらスリッパ生産組合と連携し、三本木農業高時代の2012年度から栽培と研究活動に取り組んでいる。地域の伝統工芸品を守り、地域活性化へ貢献していく姿勢を育てるのが狙い。

 種まきには、同科の1年生24人と3年生13人の計37人が参加。生徒たちは、組合員から指導を受けながら、鎌で穴を掘り、1粒ずつ丁寧に種を植えた。

 1年の三浦孝太さん(15)は「デントコーンの種まきは初めてで、一定の間隔で植えるのが難しかった」と話した。

 7月に草刈り、10月に収穫を予定している。

 
お気に入り登録